ただの、ピュア。

オーディオのDIYなど。
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1bit_sdcx1_CIMG1597_R.jpg

クローゼットに眠っていた1bit。
大分音質が劣化してたのでなんとかします。

購入は確か2000年です。
アンプとしては、当時もの凄い解像度と無音の曲間でシーンという音が
聞こえるくらい、凄まじい静寂感が印象的だった素晴らしいコンポでしたが
2005年のころくらいには静寂感も無くなり、もっこもこの音質というか、
高音が出なくて低音がブヨブヨの音になっていました。
後に分かったのは主にコンデンサの劣化です。

オーディオの耐久性能というのは普段意識しませんが、今までスピーカーも
アンプも共に劣化してきておりますので、確かに音質劣化があります。
機器の寿命が尽きる、というところまで行きませんが、音質が1/2程度になったら
オーディオとしてはもう寿命です。
(コンデンサの容量はテスターで調べても全く抜けていませんでした)
この劣化については、別記事にてまとめます。

ここでは劣化したSD-CX1を出来るだけ復活するべく、コンデンサなどを
交換していきます。
はたして音質は復活するのか?

しかし、市販のシステムコンポですからもの凄い数の部品があります。
他に何かすることがあったら、絶対やっていません^^;
なんでこんな事をしたかといえば、カナダのsolen船便が2ヶ月超もかかり
その間、オーディオ的にはもの凄いヒマだったからであります。

分解による故障、火災など全ての責任は自己責任ですのでご注意ください。



長くなりそうなのでそれなりに簡潔にします・・・・
まず、分解します。
大きく分ければ2種類のネジがあり、ネジが深く刺さるミゾが大きめの物と
PCなどによくあるミゾが細かいものの2つです。
側面の2つと、裏面を外せば簡単にカパッと内部がアクセス出来るように
なっています。
結束バンドは一部扱いやすいように切ってます。
フラットケーブルは重要なので、どこに何が接続されているか覚えます。

1bit_sdcx1_CIMG1487_R.jpg

各コンデンサー容量など。
1bit_sdcx1_CIMG1493b_R.jpg
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1bit_sdcx1_CIMG1516 _R
1bit_sdcx1_PICT4838_R.jpg
1bit_sdcx1_CIMG1519_R.jpg

部品を外すため、半田ごてとHAKKO スッポンで
スポスポスポスポ・・・・・・
表の足を1本切って、裏から半田ごてで熱してニッパーで引き抜いて
スッポンでスルーホールを掃除。
今時のROHSでは無いはんだで、かつ片面基板なので今じゃ考えられない
くらい、簡単に取れます。

途中、自分は何をやっているのか自問自答したくなりますが
無心で続けます。

1bit_sdcx1_CIMG1534_R.jpg 
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1bit_sdcx1_CIMG1538_R.jpg
1bit_sdcx1_CIMG1540_R.jpg
1bit_sdcx1_CIMG1543_R.jpg

私はラジオチューナー基板は使わないので外します。

部品を付けます。
主に秋月電子から購入。ここは超安くて発送も早いです。
そこそこ良いものも結構使いましたが、直るかどうか分からなかったので、
そんなに部品の音質的にこだわりはありませんでした。
数はちょっと違いますが(一部多め)、大体こんな感じ。
KW4700ufは大きすぎで、KW3300ufは頭がシンクぎりぎりの高さ
なので(入るには入る)、別の店を利用しても良いなら他のにした方が
良いかもしれません。
OSコンは同規格がすでに売ってなかったので、とりあえず変えてません。
追記 やっぱり後ほど、変えます。^^;

1bit_sdcx1_akizuki_R.jpg

あと、手元に余っていたWIMA MKS2 0.1uf x2。
1.5ufは無かったので、おそらくほぼ同じ
積層型メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ 50V 1.5μF
を共立から。
また、動作テスト中にうっかり基板裏が金属板でショートしてしまい、1つ
フューズを吹っ飛ばしてしまったので^^;、それも同規格を共立から購入。
写真とは違いますがちょっと実装したあと大きくて邪魔だったので、修正部品も
購入。
・積層型メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ 50V 0.082μF、
・積層型メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ 50V 0.33μF[RoHS]
・オーディオ用標準品電解コンデンサ FWシリーズ 25V 470uF
・フジバンド(結束バンド) 80mm/100本入
・ミニガラス管ヒューズ FGMB 125V 2.5A
・ミニガラス管ヒューズ FGMB-A 125V 5.0A

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オペアンプも元のやつ(KIA 4558P x2)を外し、丸ピンソケットにして
交換可能にしました。
1bit_sdcx1_CIMG1605_R.jpg
1bit_sdcx1_CIMG1606_R.jpg


戻して完成です。
さて、まず動くかどうか。

1bit_sdcx1_CIMG1597_R.jpg

動きました。
肝心の音質ですが、ブヨブヨな低音で曇っていて高域が出ない・・・
という音から、なんともクリアーで普通に今時のデジタルアンプっぽい
音になりました。
ただ、プリアンプがありますから、LXA-OT1よりは味というか色が乗り
低音も強めに出ます。
1つ購入当時に戻ってない、と感じるのは、
・音がない部分で、シーーーーンとした音が出ない
・もう少し透明度と立体感があったはず
と完全には戻ってないっぽいですが、全然使える音になったので
よしとします。
表面実装など全部交換したわけじゃないですからしょうが無いです。
まだ音質に関するパーツが液晶裏とかにもあるのかも。

あと、たまにErr_AP00とかエラーが出て起動できないんですが
気にしません。
どうも、オペアンプを変えるとこのエラーメッセージが出るくさいです。
調べる限り、普通に何も弄ってないSD-CX1でもどこかが故障すると
このメッセージが出るようですね。

ソケット脇にあるコンデンサー容量不足か何かですかねえ・・・
まあオペアンプによって起動率が変わるわけで、きっとそうでしょう。
裏側から見て、右上、左下にオペアンプがありますが
左下のオペアンプは何でも動きます。
右上のオペアンプは
動く(たまに動かない含) MUSES8920 LME49990 LME49720
動かない OPA627AU MUSES8820 OPA627AU

音質で言えば、LME49990x2が立体感はちょっと足りないですが、
一番高域の荒さが無く、おしとやかすぎる気はありますが、最も安心して
聴けます。
1bitなのに、1bitらしくない、なんとも上品な優しめの音で、とても面白い。
前のめりで聴いて良いのか、どっしり落ち着いて聴けば良いのか、分かりません。

高域は少し鋭くはなりますが、トータルではOPA627AU(左下に接続)が一番
評価が高くなりそうな、いつものパターンです。

LME49720は立体感が良く音に溺れる感じで、高域は中庸、とてもバランス良。
MUSES8920は立体感は良いが抜けが少し悪く高域が痛いというか荒め。

疲れましたが、まあ使えるアンプとして復活はしたみたいです。


2017/5追記
OSコン10v10uf x2、16v3.3uf(同じ容量が無かったので4.7uf)も
変えました。
3.3ufの方は他も一緒に変えたので何が変わったか分かりませんでしたが
10ufはデルタシグマ変換IC直前だけあって音の透明度と立体感が
また上がりました。
あと、音場の広さが改造LXA-OT1や3より広くなりました。
シーーーンといった静寂感はあまり感じませんが
どうでしょうかねえ・・
ほとんど購入時と同じくらいに回復したんじゃないでしょうか。

使える音質だったので、オペアンプ付近の0.1uf x2もXicon Greenies、
RCA入力の2.2uf x2もPanasonic ポリプロピレンECWFEに交換。
高音がきつくない1bitアンプ、かなり使えます。
2000年購入時にこの音が欲しかったなあ。
しかし、もう17年も経ったんですね・・・



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