ただの、ピュア。

オーディオのDIYなど。
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8cmフルレンジ「W3-1797S」のレビュー。

W3-1797S_03_2015021706482253b.jpg
W3-1797S。六角形?のような構造の平面振動板。

正月の8cmフルレンジW3-1797Sが思いの外良いところがあったので
メインのスピーカーと聞き比べしました。


W3-1797Sの箱は楽をしてキットを使いました。キットは初利用です。
「YOSHIMOTO CABINET ダブルバスレフ型エンクロージャーキット DB-800(MDF)2本」という名前でamazon他で売ってます。
約6000円ほど。
ダブルバスレフは聞くのも初です。
シングル8cm一本じゃどうやってもバスレフだと低音不足なので
少しでも低音稼ぐためにこれを選びました。
でもQTS0.29なのであまりバスレフ向きではないです。

W3-1797S_0001.jpg

直角になるようマスキングテープがついていて、パタンパタンと折っていけば
勝手に外周の箱ができてしまう、まあ楽な構造です。

ただ接着はミゾにボンドを流し込む形でして、ボンドの口の前後から出る
タイトボンド的には逆に辛かった!
あと、自分で作るみたいに綺麗にコーナーの角は隙間無くは出来ません。
三角形状で2枚板がくっつくため、ちょっと浮きました。

W3-1797S_0008.jpg

ユニット穴は端子が入らないので少し横にミゾを拡張。
ユニット穴自体もちょっと電動ドリルのヤスリで広げてます。
あと空気が通りやすいように少しだけ角を取ります。

W3-1797S_0005.jpg

内部。
中央の板は12mm。
シミュレーターでは54Hzくらいにチューニングされてるっぽいです。
中央は普通の穴で、下部はスリットという合わせ技。


板厚的に9mmとかなり薄いのでやめようと思ったのですが、ユニット取り付け用に
M3鬼目ナットを打ち込んだところ、やはり片方が少し割れて浮きました。^^;
素材はMDFのため、響き的にも楽という以外のメリットはあまりありません。
ただ、以前使ったFOSTEXの純正8cm箱(パーティクルボード)よりは好きな響きです。

W3-1797S_0010.jpg

テープ剥がしてないですが、完成。
まだ色も塗ってないです。

ダブルバスレフ音質チェック******

低音はダブルバスレフなので、大型のスピーカーと聞き比べなければ
そこそこ低音が出ている、とは一聴感じます。
うーん、量感は足りないですが、単体ユニットで終わるならダブルバスレフも
アリな気がします。
もっと大型の箱になればDBの低音のクセが出てきそうな雰囲気ですが、このくらい
小さいとそんなでもないです。
しかし、低音が出て高域が弱いユニット(W3-532SQF)だと低音とクセが出すぎて
バランスが崩れることもあります。

箱の素材はあるにせよ、低~低中域はちょっとスカスカ。
W3-1797Sは少し他の小型フルレンジより100Hz前後が
周波数グラフで下がっているのが影響していそうです。
聴感上、一部の音が軽すぎて違和感を感じます。(テレビの声とか)

後でメイン2wayの箱に入れてはっきり分かったのは、このユニットは
楽器(特にアコースティック系)はとても良く聞こえるのですが
人間の声、ボーカルはあまり良くありません。
どのように角度を付けても、2wayに比べセンター定位した感じが希薄
ですし、声の情報量やクリアー感が劣ります。
相当良いレベルですが、全域で少しずつ解像感が足りないんだと思います。


比較音質チェック******
・メイン2way(SEAS ER18ウーハー+FOUNTEK NEOX3.0ツイーター)
箱:自作バスレフ
・フルレンジ(W3-1797S)
箱:YOSHIMOTO CABINETキット DB-800 ダブルバスレフ

アンプ:LXA-OT1(改造+OPA627AU)


音の厚みは圧倒的に2wayです。
高音、中域もフルレンジは30%くらい情報量が少なく、物足りません。
ツイーターの音から比較すれば、W3はなんか音も少し暗いです。
また、ジャズ等では気にならないですが、声楽は曲によって
高域が荒くて汚い事もかなり多くありました。
先ほどの通り、声に関して言えばW3は定位と情報量、クリアーさが劣ります。

ちょっと線が細い気がしますが、クリアーなのはW3-1797S。
ネットワークが無いのが大きいです。
2wayは音がこもりすぎですね・・・作って2年も立つと今まで使ったスピーカーは
大体音が購入時よりこもってましたし、最近気になってました。

音場の広さはW3-1797Sです。こんな小さいのに正直ショックです^^;
広がる音に関しては透明度も上で、空気に溶け込むような音です。
平面振動板のせいだとしたら、凄い魅力です。
なんというか、ハイエンドの臭いすら感じます。

低音は圧倒的に2way。

音量を結構上げるとやはり小型ゆえ、別物のユニットのように
高域が荒れ、かなり痛い音に変化します。
一音一音が団子になり、分離感が悪く聞き分けがしづらいです。
そこまで行かない音量で聞くことが多いので、大問題ではない気がしますが・・・
2wayは余裕でそのまま音が分離します。

*****
問題もありますが、最初に鳴ったW3-1797Sの音は衝撃的で、
スムースジャズのピアノの余韻を聞いた時は、これで良いと思ってしまう
インパクトでした。
今まで聞いた1本3000円程度のフルレンジユニットとは全く音が違います。
これを聞いてしまったら2wayを弄りたくなったので、色々テストしてみます。



その1*****
W3-1797Sだけでは低音不足なので、SEAS ER18ウーハーで低音を補助してみます。
2wayの箱を横にして、その上にW3-1797Sを乗っけて2wayで聞いてみました。
(ネットワークは全部取り、PCのfoobarのチャンネルデバイダープラグインでクロス)

・クロスオーバー6~18dbで100~300Hzでウーハークロス、W3-1797Sはスルー
やっぱり全体のバランスとしても、低音としても、全然こっちのほうが良いです。
今まで無かった低音がどかんと載って、腰砕けしていた音がちゃんとまとまります。
でもちょっとクロス付近がダブついてる感じで、違和感があります。

・クロスオーバー12dbで2000Hzでウーハー、W3-1797Sクロス
綺麗で違和感はありません。
ここらへんがW3-1797S的には良いバランスですが、でもこれなら
情報量的にもツイーターの方がいいか・・・



その2*****
2wayをONTOMO付録チャンデバで構築する。
記事の順番が前後してしまいましたが、音質比較はこちらのチャンデバ記事にあります。

結果、2wayチャンデバ有りが一番良かったのでこれでしばらく使う予定です。
でも、ALPAIR5v2(gen2)が出るので、そのうちこれを買って
ALPAIR5v2+SEAS ER18

2way化してチャンデバ駆動するか、
ALPAIR5v2をスルーしてウーハーのみネットワーク入れるか、
どうしようか考え中です。



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